水素水はカラダに多く取り入れても、水素は呼気として排出されるので大量に取り入れない限り、副作用はありません。
水素水の学術研究(臨床データ)は、研究期間が短いため論文本数は少ないですが、カラダに良い効果を促す結果が出ています。効果が期待されている事例を取りあげました。
活性酸素対策には水素が有効
酸化を抑える物質を「抗酸化物質」と言います。地球上で最も効率よく酸化を抑えるのが“水素”です。
この“水素”をカラダへ取り入れることによって抗酸化、つまり細胞やDNAの損傷を軽減できます。また、水素は体のすみずみまで効率よく行き渡ることも優れた特性です。疲労の原因物質の発生を抑え、疲れにくいカラダへと導くことが期待できます。
酸化と還元の関係
酸素が鉄と結びついて、“サビる”ことをプラスの作用、「酸化」と言います。
ヒトも同じで、細胞が酸化すると老化につながります。酸化を元に戻すマイナス作用は、「還元」と言い、この作用(力)を数値化したのが「酸化還元単位」です。
水素は還元力を持ち、酸化した物質を元に戻す(還元する)働きがあります。
参考情報
当社の水素水「オードヴィー」は、酸化還元単位は -600mvで、カラダの老化や疲労を抑える性質があります。
活性酸素とは?
呼吸した酸素が体内で「活性酸素」に変化します。また、お酒、タバコ、ストレス、激しい運動でも発生します。
その活性酸素によってカラダが酸化し、細胞やDNAを傷つけ、老化や疲労の原因になります。
活性酸素対策でもたらす美容
シミ、シワ
皮膚の老化であるシミやシワ。水素は細胞の新陳代謝を促しシミやシワを目立たなくする効果が期待できます。但し、個人の体質によりシミの消失程度に差があります。
肌トラブル(美肌)
水素は皮膚に浸み込みますので、日焼けやあせもで炎症が起きているときは効果的です。水素は発汗を促す効果があるので、乾燥肌の改善にも良いです。
ダイエット効果
水素は、エネルギー代謝を活発にさせて脂肪燃焼を促す体質へ変えていきます。マウスの実験で、水素水を取ることによって脂肪を燃やす酵素が増加することが分かっています。
活性酸素対策でもたらす日常生活
疲労
疲労すなわち「疲れ」は、活性酸素の害によって壊れた組織(細胞)部分が十分に修復されない状態だと疲れを感じます。加えて、未修復な状態があると、活性酸素が発生しやすくなります。
水素が活性酸素の害を防ぐことによって、修復スピードアップを促します。
二日酔い
アルコールを、分解する能力以上にたくさん摂取すると、体内の活性酸素が増加し、二日酔いやむかつき、頭痛をまねきます。その活性酸素を抑えるために、水素水が役立ちます。
活性酸素が起因する病気の治療に
現在、水素水や水素ガスは幅広く医学分野で研究が進められています。
多くの病気が活性酸素と因果関係があり、水素はそれらに改善効果があるという臨床結果が、学術論文として公開されています。主な症例をまとめています。
○循環器 :動脈硬化、脳卒中(脳梗塞)、心筋梗塞、再灌流障害
○脳神経 :認知症、パーキンソン病、脳浮腫、外傷性てんかん
○呼吸器 :慢性閉塞性肺疾患(煙草病)、喘息、肺気腫、呼吸窮迫
○内分泌代謝:糖尿病、肥満、メタボリックシンドローム
○皮膚 :アトピー性皮膚炎、火傷、日光皮膚炎、シミ、シワ
○腫瘍 :がんの発生、がんの転移、がん化学療法と放射線療法の副作用
○眼科 :白内障、未熟児網膜症
○消化器 :肝炎、膵炎、胃潰瘍、潰瘍性大腸炎、クローン病
○血液系 :異常ヘモグロビン症、薬物性貧血、播種性血管内凝固
○泌尿器 :糸球体腎炎、薬物性腎障害
○その他 :自己免疫疾患、膠原病、リウマチ、アレルギー、花粉症、痛風、歯周病
アレルギーや花粉症
アトピーは炎症反応を伴うアレルギー反応。水素は炎症を抑える効果があり、アトピーにも効果的です。しかし、水素による発汗作用で汗をかきやすくなるので、カラダを清潔に保たないと逆効果になりかねません。
かゆみもアレルギー作用が原因なので、緩和させるのに有効です。
がん治療
放射線治療や抗がん剤を受けている患者には、副作用として髪の毛が抜けたり、吐き気を催したりします。水素を摂取すると痛みの緩和になるという報告があります。
抗がん剤は、細胞の中で活性酸素を発生させ、その活性酸素でがんを殺す薬ですが、水素を用いることで副作用の軽減とQOL(Quality of Life)の向上につながると期待されています。